2021-10-21 図書部・「星守る犬」篇 前半は離婚がきっかけで車上生活となった男と犬の、旅の物語。後半は、とある役場の生活保護ケースワーカーが主人公だ。 僕は市役所時代に5年この仕事を担当した。この作品を読むと、引き取り手のないお骨を同僚と二人で大阪市内のお寺まで納めに行ったことを思い出す。そのまま精進落としと称して近くのジャンジャン横丁でしこたま飲み、帰りに同僚は恵美須町駅前の商店街でスイカを買っていた。20年ほど前の思い出。